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女性の更年期のウソとホント

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うそ?ほんと?女性の更年期

更年期って一体どういうのなんだろう?

知っているようで案外知らない「更年期」。
更年期にまつわる「思い込み」に惑わされないようにしましょう。
女性の更年期にまつわる「あれこれ」や「間違った思い込み」などをまとめてみました。

更年期のサイン

月経の正常な周期は、ふつう25日~38日。
この期間で6日前後のズレは正常の範囲ですが、24日以下の短い周期で何回も月経が起こったり、 周期が39日以上も空くなど、月経周期に乱れがでてきます。
女性の多くはこの月経の乱れが、「そろそろ更年期にはいりますよ!」のサインです。

月経が早かった人は閉経も早い?

「月経が早かった人は、閉経も早いそうよ!」などと聞いたことはありませんか? 月経が早くはじまった人は、閉経も早いということはありません。
初潮から閉経までの年数も、妊娠や出産経験の有無とは関係しません。
あくまでも個人差があるもので、実際はさまざまなのです。

主婦の人は更年期の症状が強い?

働く女性も、いわゆる専業主婦も、更年期に起こる症状に違いはありません。

更年期に入ると誰でも更年期障害が起こる?

「日常生活に支障が出るほどの重い症状で、本格的な治療が必要になる人」というのは全体の2~3割程度。 すべての人が更年期障害を経験するわけではありません。

月経やお産が重かった人は更年期の症状も重い?

月経や妊娠のときのつわりや、お産の重い人に更年期の症状が強く出る訳ではありません。 また妊娠や出産の回数や、妊娠中絶の回数との関係もありません。 更年期の症状が強く出るかどうかは、その人の体質や卵巣機能の低下の度合い、 またその人を取り巻く環境や本人の性格などが大きく関係しています。

子宮をとっていると更年期の症状は出ない?

病気の治療のために子宮を摘出しても、卵巣がひとつでも残っている場合はエストロゲンは分泌されています。 更年期は卵巣の働きが衰えることによって起こるものです。子宮の有無は関係ありません。
子宮を摘出して、月経がないために閉経の目安がわからない場合は、婦人科でホルモンの状態をチェックしてもらいましょう。
卵巣機能の働きが低下しているかどうかが、わかります。
自分で基礎体温を計って排卵の有無を調べることも手がかりになります。

※ 女性の更年期にまつわる「あれこれ」を、ほんの少しご紹介しました。
是非参考にしてみてください。

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