スポーツ選手に必要な栄養素と摂取方法
食事+休養+トレーニングが原則
炭水化物、脂質、たんぱく質は、日常生活や運動のために必要なエネルギー源となります。
ただし、たんぱく質は本来、筋肉、骨、内臓や血液など、体づくりの材料であるために、
エネルギー源として使われるのは、炭水化物や脂質からのエネルギーが不足しているときに限られます。
ビタミン、ミネラルは、この3つの栄養素が体内でフルに活動するためのサポート役です。
これらのビタミン、ミネラルは微量栄養素といわれ、必要量がごくわずかでも、健康を維持するために欠かすことができません。
栄養素を効果的にとるポイントとして、栄養素はひとつづつ別々に摂るより、
一緒に摂るほうがより効率よく吸収されるということがあります。
そして、必要な栄養素を適切なタイミングで摂るということも大切です。
食事のタイミングと休養
体づくりには、たんぱく質を中心に炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルなど、さまざまな栄養素を必要とします。これらの栄養素を効率よく体内に取り入れるには、トレーニング終了後、体内で体づくりが活発になっている時に食事をして、 その後十分に休養をとると、より効果的に栄養素を体内に取り入れることができます。
スポーツ選手においては、「疲労を回復させる」、「体重を増やさない」など、 その時々の自分の状態や目的に合わせて食事内容を考えるということも、 必要な栄養素を効果的に摂取するうえでは、とても大切なことだといえるでしょう。