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試合や競技当日の栄養補給

競技場や試合場での効果的な栄養補給

試合や競技には最高の状態で臨みたいものです。
でも、試合でのエネルギー源確保を食事で行えるのは当日の朝食まで。
試合の直前や最中など、通常の食事では消化吸収を行うような時間はありません。 ご飯やパンだと、消化から吸収までに最低1時間から2時間はかかります。
では、試合場でどのようなエネルギー補給ができるか?
これはスポーツの種目や、試合の日程などによって違ってきます。
サッカーやラグビーのようにハーフタイムがあったり、野球のように攻守交代でインターバルがとれる競技の場合だと、 その間にすぐに役立つエネルギー源として、飴(キャンディ)やブドウ糖タブレット、 エネルギードリンクやエネルギーゼリーなどがおすすめでしょう。
1日に何試合もあるような場合は、次の試合までのインターバルを活用できます。 1~2時間とれるなら、カステラやバナナなども十分に役立ってくれます。
インターバルがもっと長くて、3時間以上あるなら通常の食事でも大丈夫でしょう。 ただし、満腹状態はよくないので、おにぎりや、ひとくちサイズに切った果物などでエネルギー補給するほうがいいでしょう。

エネルギー補給と疲労回復

即効性のあるエネルギーがほしい時に!

<エネルギーゼリー>
ごはんや麺類をよく食べる日本人の食事は糖質の比率が高いので、3食きちんと食べていれば、 日常に必要とするエネルギーが不足することはないでしょう。
しかし、試合前で体内にしっかりグリコーゲンを貯め込みたい時は、ごはんなどの糖質を、 普段の2倍くらいは食べないと効果は上がりません。 ところが、短期間にそれだけの量のご飯類を食べてしまっては、体が重くなってしまい、かえって体が動かなくなってしまいます。
そんな時にこそエネルギーゼリーがおすすめです。 エネルギーぜりーの消化吸収時間は、およそ1時間ですので、試合前の追加的なエネルギー補給にも最適だといえます。
糖質のエネルギー化を促進するビタミンB1や、クエン酸などが配合されているものが、より効果的でしょう。

<エネルギードリンク(ブドウ糖)>
試合中にどんどん消費されていく筋グリコーゲン。これを補える食品は、ほとんど見当たりません。 試合中は、およそ10分でエネルギーになってくれるドリンクが効果的なエネルギー補給といえます。

<スポーツドリンク>
最近のスポーツドリンクは必須アミノ酸を含むものや、体内の電解質バランス維持に役立つ成分を含むものなどもあります。
注意したいのは、がぶ飲みをしないということ。
飲むタイミングとしては、のどが渇く前に少しずつ(1回150~180ml)、 できるだけこまめに口にするといった水分補給がおすすめです。

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