中高年のストレッチングとストレッチのポイント
筋肉を温めてから行う
ストレッチングを始める前に、筋肉を温めておきましょう。
10分ほど散歩してからストレッチングを行うのが理想的です。
筋肉が温まってきて、さらには脳や神経、筋肉の指令伝達機能が作動しやすい状態ができるからです。
反動をつけない
筋肉を伸ばす際、反動をつけてしまうと筋肉や腱を傷める危険性があります。静かにゆっくりと筋肉を伸ばしていきましょう。
少しずつ伸ばす
筋肉を一気に伸ばしきろうとすると、筋肉を傷めてしまいますので要注意です。 5~10段階に分けて、徐々に伸ばしていくようにします。「痛みを感じる手前まで」伸ばすのがポイントです。
最後まで伸ばしたら、その状態をまずは5秒間維持しましょう。
だんだんと維持する時間を長くしていき、最後には30秒くらいを目標にしましょう。
呼吸を止めない
息を止めて筋肉を伸ばそうとすると、かえって筋肉が緊張して伸びにくくなります。 ゆったりした呼吸でリラックスしながら行いましょう。
意識して筋肉を伸ばす
ストレッチングは、伸ばす筋肉をしっかり意識しながら行いましょう。伸ばす筋肉を意識してストレッチングをすると、意識しないで行った時と比べて、 脳と筋肉の活動が盛んになることがわかっています。