更年期の動悸・息切れ
更年期に突然起こる動悸・息切れ
階段を急いで駆け上がったり、激しい運動をしたあとなどは、誰でも脈拍が速くなったり、胸がドキドキするものです。
ところが、これといったきっかけもなく起こるのが、更年期の症状として現れる動悸・息切れの特徴です。
胸がどきどきして、なんとなく胃がすっきりしないという人もいます。
主な原因は、心臓の鼓動をコントロールしたり、胃の働きを調節している自立神経の乱れによるものです。
不安に陥ったり、気分が落ち込んだときなどに起こりやすくなります。
更年期になると、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が急激に減って、自立神経がうまく働かなくなります。
日常生活の工夫
①リラックスタイムをつくる過労や過度の不安があると、症状がでやすくなります。 睡眠を十分にとり、好きなスポーツや趣味を楽しむなどして、気分転換をはかりましょう。
②食生活の見直し
貧血が原因の場合は、食生活の改善が基本です。 鉄分を多く含んだ食品を積極的に摂るようにしましょう。
③嗜好品を控える
カフェインの多いコーヒーや紅茶などの飲みすぎ、喫煙、アルコールなども原因になります。 嗜好品はできるだけ控えるようにしましょう。