不安感・気分・気持ちの落ち込み
不安感と気分や気持ちの落ち込み
心のトラブルとして現れる更年期の不安感、気分の落ち込み女性が更年期を迎えるころになると、子どもや夫との関係、自分自身の仕事の悩みやストレスなども増えてきます。
さらに、年老いた両親の世話や介護をこなすとなると、もともと女性の負担は重かったものが、許容範囲を越えてしまいます。
女性ホルモンのエストロゲンの減少で忘れっぽくなったり、判断力が鈍ったり、体力や気力も低下してくる頃です。 そういった変化にとまどったり、落ち込んだりすることも少なくありません。
今まで自信を持っていろいろな役割をこなしてきた人ほど、将来に対して漠然とした不安感を抱いたり、 役割を失った喪失感や寂寥感、抜け道のない疲労感などから、気分が落ち込んでしまうのも当然のことといえます。
日常生活の工夫
① 周囲の力を借りる自分だけで解決できないときは、気心の知れた友人や、信頼のおける年配者に相談してみるのもひとつの方法です。
② ありのままの自分を認める
完璧主義の人ほど気分が落ち込み、不安感に陥りやすいといわれています。 完璧にはできないこともあると、ありのままの今の自分を認め、受け入れましょう。
③ 発想の転換
若いころと違って、仕事も家事もてきぱき出来なくて当たり前です。 効率最優先の考え方をやめて、自信が持てる仕事や家事のこなし方を身に着けましょう。
