必須ミネラル-カルシウム
カルシウムの役割
五大栄養素として必須ミネラルのひとつに含まれるカルシウム。
体重の2%を占める栄養素で、日本人にもっとも不足しやすい栄養素です。
体内に取り入れられたカルシウムの99%は、骨と歯の材料として使われます。
ただし、歯への利用はごくわずかですから、ほとんどが骨になると考えられます。
残った1%は、からだの材料ではなく、脳と筋肉をつなぐ神経系の伝達や筋肉の収縮、さらに血液の凝固などに使われます。
カルシウムの吸収率
カルシウムの吸収率は摂取する食品によって異なります。 乳製品で50%、小魚で30%、野菜や海藻だと20%といったように、 たとえば、これらの食品を同じ量摂取したとしても、吸収できるカルシウムに差がでてしまうのです。また、吸収率の差は年齢でも違ってきます。
効率よく吸収できるサプリメントなどで摂取する方法もあります。
カルシウムが不足すると?
カルシウムが不足すると骨や歯に影響が出る以外に、次のような症状もみられます。・筋肉のけいれんが起きやすくなる
・情緒不安定になる