にきびの原因・対策
にきびって？
にきびとは、毛穴に皮脂がつまった状態のことです。
男性ホルモンの影響などで、皮脂腺から分泌される皮脂の量が多くなると、
にきび菌とも呼ばれる「あくね菌」の働きが活発になり炎症が起こります。
すると、角質層が厚くなって毛穴を塞ぐため、皮脂が外へ出られなくなり、毛穴の中に溜まるのです。
思春期のにきびが額や鼻筋など、「Ｔゾーン」とよばれる部分にできやすいのに対して、
大人のにきびは、頬やあご、口の周り、首などにできやすく、ひとつひとつのにきびが赤くて大きく、
治りにくいのが特徴です。
女性の場合、月経周期に合わせてにきびが増えたり、悪化したりする場合があります。
これは、月経によってホルモンのバランスが変化するためだと考えられます。
また大人のにきびには、ストレスが関係しているとおもわれるケースが非常に多くみられます。
ストレスがあると、皮脂腺の働きを活発化させる作用を持つ、
ステロイドホルモンの分泌が増えてにきびができやすくなるのです。
にきびの対策は？
にきびを悪化させない注意五箇条① 洗顔はまめにしましょう
洗顔がもっとも手軽で重要なにきび予防です。
肌を清潔にするだけでなく、アクネ菌を住みにくくします。
② にきびを髪や化粧でかくさないようにしましょう
額、頬に髪がふれたり、油性の基礎化粧品、ファンデーションなどの使用を控えましょう。
③ 糖分、炭水化物、脂肪分の過食を控えましょう
あまり摂り過ぎると皮脂の分泌が高まり、にきびを悪化させます。
④ いらいら、くよくよはしないこと
精神的なストレスは、自律神経の失調を招き、皮脂の分泌を多くします。
⑤ 規則正しい生活、十分な睡眠
睡眠は肌にとっても大切な栄養です。
従って、夜更かしは禁物です。また、便通を整え胃腸を大切にしましょう。
