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食の安心・安全~食品表示ラベル

食品表示ラベルについて

食品を買うとき、裏面などに記載されている商品ラベルをチェックされる方も多いでしょう。 では食品表示ラベルには、どのように記載されているのでしょうか。

表示の記載方法や内容は法律で定められています。
原材料については使用量の多いものから表示する決まりになっているので、 全体量に対して使用量の少ない添加物は、終わりの方に書かれています。

◎ 加工食品の表示例
加工食品の表示例です。
食品の表示は、消費者保護のために食品衛生法や、JAS法をはじめとしたさまざまな法令や基準で規制されています。

名称 (豆菓子)
※ 商品内容を表す一般的な名称。商品名ではない。
原材料名 落花生、米粉、でん粉、植物油、しょうゆ(小麦を含む)、食塩、砂糖、香辛料、調味料(アミノ酸等)、着色料、(カラメル、紅麹、カロチノイド)
※ この食品に使用した原材料をすべて、使用重量の多い順に記載。
  食品添加物についても同様に食品衛生法に基づき原則として表示。
内容量 100 g
※ グラム、個数などの単位も明記。
賞味期限 11.8.31
※ 「賞味期限」や「消費期限」、あるいは「品質保持期限」とともに、
適した保存方法も明記することが定められている。
保存方法 直射日光、高温多湿を避け、常温で保存してください。
※ 適した保存方法も明記することが定められている。
製造者 株式会社○○食品
〒○○○-○○○○ 東京都千代田区○ー○○

※ 原則として製造者または販売者の名称や法人名、住所を記載。
   輸入品の場合は「輸入者」となり、原産国名も表示。

☆ 栄養やエネルギー量はここでチェック!

標準栄養成分
(1食分 25g 当たり)
エネルギー      95 kcal
たんぱく質      1.6 g
脂質          2.4 g
炭水化物       16 g
ナトリウム       500 mg
カルシウム      19 mg

※ 一般の消費者が手にする加工食品は、健康増進法によって、上記のような栄養成分表示が義務付けられています。

アレルギーに関する表示

アレルギーを起こす頻度が高い5品目(卵、乳、小麦、そば、落花生)を含む加工食品については、表示義務があります。
また、重い症状を引き起こす可能性のある20品目(さば、えび、かになど)も可能な限り表示されます。

加工食品の表示で気をつけたいこと

生鮮食料品には原産地の表示が義務付けられていますが、加工食品にはその表示義務がありません。 そのため、加工の度合いが進むと主な食材の原産地はわかりにくくなり、添加物も増えるのが一般的です。
その他、加工食品を買う際に気をつけたいのは、加工年月日です。
たとえば、肉はスライス肉としてパックしたその日が加工年月日になりますが、 スライス肉に卵やパン粉をまぶすなどの過程を経て販売されるものは、あくまでも最終の加工日が加工年月日になるため、 肉がスライスされた日はわからなくなります。

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